安全講習会 報告


「高圧ガス保安・寒剤に関する安全講習会」実施    

日 時:2008年5月29日(木)PM 14:40 〜 16:20
場 所:工学研究科 U2棟 311講義室
参加者:学生・大学院生・教職員 約290名
内 容:
  1.高圧ガス保安法について  ー講習資料ー(pdf :1.2MB)
   (大陽日酸 技術課長 坂本一仁)

 高圧ガスの定義から始め、高圧ガス保安法に基づく知事への届け出で等、および許可の範囲、消費に対する規制などについて解説した。
 また、液化酸素による爆発燃焼実験の模様を動画で紹介し、その危険性についても解説した。


  2.高圧ガスの取り扱いについて  ー講習資料ー(pdf :4.8MB)
    (技術部 技術専門職員 藤谷渉)

 研究室レベルで高圧ガスが身近に使われている例を示し、その圧力の危険性や可燃・有毒
・窒息などガスの性質からくる危険性とヒューマンエラーによる事故の危険性について解説した。
 また、高圧ガスボンベや圧力調整器などの取り扱いの際の注意事項を動画等を交えて解説した。
 更に事故防止には、ガスの性質や機器類の構造を理解した上で取り扱うことが重要なポイントであることを示した。

       
  3.低温寒剤(液体窒素)の取り扱いについて  ー講習資料ー(ppt :3.6MB)
   (技術部 技術専門職員 大道徹太郎)
 液体窒素の性質と、その貯蔵方法および容器の取扱方法について解説し、その中で蒸発による圧力上昇、極低温による凍傷、気化膨張による窒息の危険性など
について解説し注意を促した。
 また、供給場所である低温センター(吹田分室)についても紹介し、そこでの汲み出しにおける注意点についても動画を使って解説した。

     
        

 
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