安全講習会 報告


「高圧ガス保安・寒剤に関する安全講習会」実施    

日 時:2008年10月10日(金)PM 15:00 〜 16:30
場 所:工学研究科 U3棟 211講義室
参加者:工学研究科学生・大学院生・教職員 約60名
内 容:
  1.高圧ガスの取り扱いについて  ー講習資料ー(pdf :5.3MB)
   (技術部 技術専門職員 藤谷渉)

 高圧ガスおよび低温寒剤(液体窒素)を取り扱う際に知っておく必要のある法令について概略を説明した。
 次に研究室レベルで高圧ガスが身近に使われている例を示し、その圧力の危険性や可燃・有毒・窒息などガスの性質からくる危険性とヒューマンエラーによる事故の危険性について解説した。
 また、高圧ガスボンベや圧力調整器などの取り扱いの際の注意事項を動画等を交えて解説した。
 更に事故防止には、ガスの性質や機器類の構造を理解した上で取り扱うことが重要なポイントであることを示した。


  2.低温寒剤(液体窒素)の取り扱いについて  ー講習資料ー(pdf :956KB)
    (技術部 技術専門職員 大道徹太郎)

 液体窒素の性質と、その貯蔵方法および容器の取扱方法について解説し、その中で蒸発による圧力上昇、極低温による凍傷、気化膨張による窒息の危険性などについて解説し注意を促した。
 また、供給場所である低温センター(吹田分室)についても紹介し、そこでの汲み出しにおける注意点についても動画を使って解説した。