大阪大学工学研究科技術部では研究用風洞および創造工学センターと共催で中学生向けのイベント「ひらめき☆ときめきサイエンス」飛行機はなぜ飛ぶのか?~空気の流れと翼にはたらく力~ を2022年8月1日および2日に実施いたしました。 本プログラムの代表者は工学研究科技術職員の小林典彰です。
本イベントはJSPS科研費JP22HT0106の助成を受けたものです。
実施内容
人は大空を飛び速く移動したいと考え飛行機を発明しました。ではなぜ飛行機は飛べるのでしょうか?そのヒントは翼にあります。空気の流れは私たちの身近なものですが、目で見ることはできません。この空気の流れにより翼には重く巨大な飛行機が飛べるほどの大きな力が発生します。当日の実習ではコンピュータシミュレーションを活用してオリジナルの翼をデザインしました。また風を発生させる風洞装置を使い、目に見えない空気の流れを調べ、流れと翼にはたらく力について学びました!
- 日時:令和4年8月1日(月) 9:30~16:30、8月2日(火) 9:30~16:30
※各回同一の内容で実施しました。 - 主催:工学研究科 研究用風洞
- 共催:工学研究科 創造工学センター、工学研究科 技術部
- 会場:大阪大学 吹田キャンパス 21世紀プラザ4階 創造工学センター、風洞実験棟
- 持ち物:筆記用具等(詳細は別途連絡)
- 対象:中学生(感染症対策のため家族・学校関係者の参観不可)
- 参加人数:各回10名(応募者多数のため参加者は抽選いたしました)
- お問合せ先:大阪大学 大学院工学研究科 小林 典彰
- (Email:fudo[at]juf.eng.osaka-u.ac.jp ※[at]を@に変更して下さい)

当日のスケジュール
09:00~09:15 | 創造工学センター(21世紀プラザ4階)に集合・受付 |
09:30~10:10 | はじめに・オリエンテーションと科研費の説明 |
10:10~10:20 | 休憩 |
10:20~11:05 | 講義「飛行機はなぜ飛ぶのか?~空気の流れと翼にはたらく力~」 |
11:05~11:15 | 休憩 |
11:15~11:20 | 創造工学センター(21世紀プラザ4階)から風洞実験棟(U7棟)へ移動 |
11:20~12:00 | 実験・実習「風洞装置の見学と風の体験」 |
12:00~13:00 | 昼食休憩 |
13:00~15:50 | 実験・実習「翼にはたらく力は?翼の形をデザインしよう!」(途中適宜休憩あり) |
15:50~16:00 | 休憩 |
16:00~16:30 | まとめ、未来博士号授与式と表彰式、アンケート記入 |
終了・解散 |
当日の様子











受講生のご意見・ご感想(アンケートより)
実際に大学の実験で使われている「風洞」にも入れて、すごく楽しかったです!最後の翼作りは、色んな先生たちがすごく優しく手伝ってくれたり、教えてくれて、優勝はできなかったけど、楽しかったし、揚力は気難しいことがわかりました・・・
最高な夏休みの思い出になりました!ありがとうございました!
将来、このような整った環境で研究をしてみたいと強く感じました。どの体験もとても面白かったです。このような場を設けてくださりありがとうございました。
飛行機の事や翼の事などを知れてとてもおもしろかったです。ありがとうございました。
今回の活動もとても興味深い内容でした。とくに、つばさの形を自分で設計して具体化してふ力を測るのは非常に新しい感覚で理解が深まりました。
普段見れない風洞や、小型風洞での揚力の実験などを体験することが出来、貴重な体験ができたと思います。コンピューターでのシミュレーションがすごく研究を行っているようで楽しかったです。
飛行機が飛ぶ仕組みを空気の流れから確認することができておもしろい講義でした。また午後は1つ1つ模型をつくるたびにおもしろさが感じられ、最高記録が出たときは非常にうれしかったです。
今まで考えたことがなかった事を考えれてよかったです。
風洞実験などふだんできないし、そもそもよく知らない分野の学びを得られて良かったです。また参加したいと思いました。
「飛行機はなぜ飛ぶのか」について、イラストや画像をたくさん使って説明してくれたのでわかりやすかったです。今回の体験で、飛行機はとてもすごいものだなと改めて感じました。