大阪大学工学研究科技術部では、地域社会への貢献活動・広報活動を行っています。 令和元年度は「風の力を利用しよう!」というテーマで 小学校3年生から小学校6年生を対象に大阪大学 工学部/大学院工学研究科 創造工学センターとの共催により イベントを実施いたしました。
実施内容
- 日時:令和元年8月2日(金) 13:00~16:30(受付 12:45〜13:00)
- 会場:大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学(吹田キャンパス) 21世紀プラザ4階 創造工学センター
- 主催:大阪大学工学研究科技術部
- 共催:創造工学センター
- 協力:大阪大学21世紀懐徳堂
- 対象学年:小学3〜6年生
- 参加者数:児童30名(保護者25名)
開催側の感想
ホバークラフトやウインドカーがどうやって動くのか原理説明は難しかったかなと思いましたが、その後の工作では、完成させたホバークラフトにマジックでいろんな色を塗って床上で動かしたり、ウインドカーを何度も扇風機の前に置いて走らせてました。
参加して頂いた子供たちがドライバーやカッターを手に真剣に工作作業を進める姿が印象的でした。たくさんのご応募ありがとうございました。



イベント内容
原理説明(ホバークラフト)


ホバークラフトの紹介やどうやって動くのかデモンストレーションを見て、説明を真剣に聞いてました。
工作:ホバークラフト


部品をカッターで切り抜いて、グルーガンで貼り付けて組み立てました。完成したホバークラフトにマジックでいろんな色を塗ったりしました。
ホバークラフトを滑らせよう!


ホバークラフトのモーターのスイッチを入れて床上で滑らせました。
原理説明(ウインドカー)


風によって動くモノの紹介や風によってプロペラにどういう力が働くのか説明を聞いてました。
工作:ウインドカー


タイヤのパーツをドライバーで組み立てやプロペラの型をハサミを使って切り取り、ウインドカーを組み立てました。
ウインドカーを走らせよう!


ミニ風洞の中にウインドカーを置いて扇風機の風に向かって走らせました。
参加した保護者の感想(アンケートから抜粋)
少し細やかな作業工程を経て自力で作りきったホバークラフトやウインドカーが、実際に動き出した時の、子供の輝いた目を見ることが出来て大変良かったです。もっと難しい勉強を習い始めた時に、その仕組に興味を持ってもらうきっかけになれば親としては最高に嬉しいです。家では、なかなか出来ない事を経験させて頂き、有難うございました。
子供が思っていたよりキラキラした表情で先生たちの話をきいていておどろきました。子供にとっては大変興味深い話だったんだと思います。2つとも工作をすることができて大満足でした。
材料がそろっていても、うまく組立てができなかったりするけれど、先生がうまく教えて下さるおかげで失敗することなくできたので、スムーズでよかったと思います。子供は、笑顔いっばいでとり組めたのでとれも楽しい企画だったんだと思います。スタッフの皆様ありがとうございました。
原理の話は少し難しかったようですが、作るのはとても楽しく出来ました。日頃、使うことのないドライバー、カッター等、最初はうまく使えなかったのも、よい経験になったと思います。今日の事で、少しでも理科に興味をもってくれるとうれしいです。今日は、ありがとうございました。
生活の中に自然にある風を使う実験工作というのが、興味深かった様です。特にホバークラフトは初めて聞く言葉でもっと調べてみたいと言っています。自然の力をエネルギーに!!ステキです!!
興味を持てたことが良かったです。ホバークラフトもウインドカーも、なぜそれで動くのか、講義していただけて、なんとなくでも分かった様でした。ホバークラフトについては、家でもいろいろな形で実験してみたいと言っているので、夏休みの自由研究にできたらいいなと思います。一緒に来たお友達は、ウインドカーの羽根をかえて、早く走るウインドカーを作りたいと言っています。