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工学研究科長からのご挨拶 2022.06.06更新

工学研究科長・工学部長 桑畑 進

工学研究科長写真

⼤阪⼤学⼯学研究科は、「人間社会で役に立つモノやコト、場を作り出す⼯学分野」を幅広く網羅し研究するとともに、産業界からの様々な要請に応えられる多様性を有しております。本研究科には170を超える研究室があり、それぞれの研究室に所属する構成員は、現代社会における幅広い課題解決に⽇々挑戦しています。学問体系を主軸とし、多様な応用の可能性を追求する研究室があれば、本研究科の特徴ともいえるIndustry on Campusの具現化を目標に掲げる共同研究講座や協働研究所もあり、さらには、本研究科が所有する⼤型設備を駆使して実験する研究室もあります。これら様々な教育研究活動を強⼒に推進するためには、各組織が培った知恵や技術を組織内に留めてしまわず、横断的に活用することを可能とする教育活動⽀援・研究⽀援が不可⽋です。

技術部は、上述の⽀援⽬的のため⼯学研究科に設置されました。「設計製作部⾨」、「分析評価部⾨」、「情報・計測部⾨」の3つの部⾨で構成されており、各部⾨の構成員は、各自の専⾨性に適合した学科、専攻、共通利⽤施設等において、技術業務ならびに教育研究⽀援を⾏っています。毎年4⽉、5⽉に実施している春季安全講習会では、各部⾨で講師を分担し、のべ800名を越える受講者に安全教育を施しています。また、昨今、⼤学において必須の事項となる教員評価システムの構築・管理、あるいは⼩学⽣向けイベント「おもしろ理科実験」や⾼校⽣向けプログラム「ひらめきときめきサイエンス」を実施するなど、⼯学研究科の教育研究への技術⽀援のみならず、管理運営・社会貢献にも⼤きく寄与しています。

本技術部の有する高い技術⼒を、各組織にて十二分に活用いただくことによって、あらゆる研究への対応⼒をより⼀層⾼めていただくとともに、教員組織・事務組織との連携を図りながら、グローバルかつ持続可能な社会の発展に貢献できる教育研究活動を展開して頂くことを念願しております。

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